金の切れ目が縁の切れ目

金の切れ目が縁の切れ目などの故事や諺などもありますが、これは恋愛中の関係だけには留まらず婚姻関係にもあてはまるもので、特に配偶者の問題行動で資産がマイナスへと転じた場合には二人の絆に決定的な溝が生じることにもなりかねません。
今回の案件は夫婦間の資産管理は非常に大切なのだと元探偵が深く感じさせたものとなります。
浮気調査の依頼については奥様からあり、旦那さんが帰宅しないようになり女がいることはほぼ確実なので調べて欲しいとのご要望でした。

旦那さんは上場企業にお勤めで実家の資産を引き継いだこともありかなり裕福なご家庭だそうですが、旦那さんは数年前から会社での仕事とは別に投資にものめり込むようになり、トレーディングルームなどと称して外で部屋を借りて会社帰りに投資の作業を行ってから帰宅するようになったといいます。
この部屋自体は奥さんも把握しており入居に際しては家具やパソコンなどの搬入を手伝ったそうですが、ここ半年ほどは投資で山場を迎えているなどと言い訳をしては自宅に帰らないことが多くなり、怪しんだ奥さんがトレーディングルームに訪れるとすでに退去した後で、女性を作りそちらに入り浸っているのだと確信したといいます。

浮気調査はヘビーな内容へ

さっそく浮気調査を行う事になり、旦那さんの勤め先で張り込みを行い退勤後の行動やどこに帰るかなどを調べたのですが、ここで一つ疑念が生じる事になります。
まず旦那さんの不貞については奥さんが予想した通りに行われており、とあるマンションに帰宅した様子を確認することに成功し、部屋から女性と共に近くのコンビニに出歩く姿を撮影する事ができました。
問題なのはこのマンションに帰る際に駅前の消費者金融のキャッシュディスペンサーに立ち寄った点で、話に聞くような裕福な暮らしぶりとは似使わない行動を奥さんに報告すると驚いた様子で、さっそく銀行口座や家の権利書などを確認してみたのですが、通帳や権利書の類はすべて自宅から消えていたため衝撃を受け、とりあえず現状で離婚は決断できないものの不貞行為の件で弁護士を雇うこととなりました。

浮気調査の裏話としてその後さらに調べを進めると共に弁護士によるコンタクトの結果判明したのは、旦那さんはFXと呼ばれる外国為替証拠金取引に資産のほぼ全てを投資した上でそれを溶かしており、現在では数百万円の負債を抱えていることが判明しました。
奥さんは何も話してくれなかったことに大変なお怒りで、また浮気相手の女性にも旦那さんの虚像がばれたうえにお金の貸し借りでも揉めているそうで、稀に見る大きな修羅場と化すことになったのです。